松田 和美
アイアンガーヨガ認定指導員
初めてのヨガとの出会いは2004年。
もうそれはとても単純な、ダイエット目的でした。当初はヨガ本を購入し、見よう見まねでやってみたのですが、いまいちよく分からず・・・。実際のクラスに行ってみよう!と思い立ち、扉を開けた人生初のヨガスタジオはアシュタンガヨガでした。
まったくついていけず、でもなんだか楽しくて、全然できない自分がおかしくて、つらかったのに終わったら気持ちよくて。
それから20年、引越し、転職、結婚、出産、離婚・・・等々、人生いろいろ、何かしら起き続けていますが、ヨガに対する気持ちだけは出会ったあの日から色あせず、今に至る次第です。
ヨガを始めて間もなく、より深くヨガを勉強したいという気持ちが強くなり、2006年にはオーストラリアのバイロンベイに渡って1ヶ月間ティーチャートレーニングを受けました。
この頃からアシュタンガヨガは自分に合ってないかも、と感じるようになり、他の流派を探し始めます。帰国後は日光市にできたヨガスタジオのマネージャーになり、そこで海外からきたアイアンガーヨガの先生との出会いがありました。
アシュタンガっ子だったので、なんとなく「アイアンガーはちょっとね・・・」と、うがった見方をしていたのですが、そこで受けたアイアンガーヨガのすばらしさに瞬く間に虜に。性別も年齢も関係なく、ケガをしていても、一人一人が自分自身のために向き合えるヨガがそこにはありました。
マネージャー職はほどなくして離れてしまったのですが、あのときアイアンガーヨガに出会えて本当によかったと思います。
また、オフィスワークのかたわら、スタジオをレンタルしてクラスを以前開催しており、10年以上のティーチング経験があります。
ギータ・アイアンガー師(グルジの娘)の“A Gem for Women”を日本語に翻訳、2022年にはその翻訳本が出版されるというご縁にも恵まれました。
(「女性のためのヨガ大全」という邦題でアマゾンにて購入可能)
哲学からアーユルヴェーダ、解剖学まで網羅されたすばらしい本です。女性に限らず、男性にとっても有意義な内容であり、ヨガの流派を問わず必読書です。